夜中の2時に電話が一回だけ鳴ったことがありますか…?
夜中にいきなり電話のベルが「ルルルッ!」と少しだけ鳴って切れるという不気味な現象が時折あります。夜中にお腹がすいてムクッと起きて、キッチンでインスタントラーメンを作って一人で食べていると、突然電話が鳴って驚いたりします。
電話を取ろうとしても、一回だけ呼び出し音が鳴り、そのまま切れてしまうので、取ることもできません。
僕が中学生の時から意味不明な夜中のワンギリはよくあり、電話番号を変えて敢えて電話帳に個人情報を載せなくなった2012年1月現在でも、月に1回程度、夜中のワンギリが定期的に続いています。
結論から言うと、夜中のワンギリ電話はほとんどが、機械的にかけられる与信調査目的で、心霊現象ではありません。
それが「与信調査」です。
夜中の電話(ワンギリ)は「与信調査」が大半の原因
与信調査とは、ずばり言うと「電話番号の生存確認調査」です。
つまり、その電話番号が現在使われているかどうかを機械的にかけまくって調査を行うサービスを提供している会社があるのです。
このようなサービスは特に大手企業も利用しており、顧客の信用調査に役立てられていると言われています。
だからと言って、夜中にワンギリをするのはかなり迷惑ですよね。
実際、「与信」を行っている企業の名前を検索ボックスに入力すると、グーグルサジェストには「与信○○ 迷惑」「与信○○ 違法」といったキーワードが出てきます。
多くの人が、このサービスはモラルや法律にも抵触しているのではないかと考えているようです。
与信調査以外に「深夜のワンギリ」が考えられる理由
与信調査以外で考えられる理由は、あなたの実名や電話番号が無断で掲載されているサイトからの悪戯電話かもしれません。
誰かが悪意をもっていたずら電話をかけている場合もあります。
あなたの家の世帯主の氏名をネットで検索してみてください。もしかしたら、そこに何か見覚えがある情報があるかもしれません。
実は個人の氏名、電話番号、住所までが勝手にアップロードされている「住所でポン!ネットの電話帳」というサイトが存在しています。
このサイトは、NTTの電話帳から勝手にデータを無断で掲載しており、大問題となったことがあります。
電話帳のデータに著作権が認められるかどうかはグレーな部分があり、その無断転載を狙っていたようです。
この「住所でポン」のサイト運営者は、サイトにアドセンスを設置して数十万円規模の収入を得ていましたが、アドセンスの配信停止となり、グーグルを訴える行動に出て現在係争中です。
さらに、電話番号や住所の出典元であるNTTとしては、どのように責任を取るのかが注目されていますが、NTTは公式にコメントを出していませんでした。
しかし、2015年9月に「ネットの電話帳」に無断で自分の名前と電話番号を載せられた人がサイト運営者を告訴し、この問題が報じられると、NTTは「ハローページは『公開情報』であり、使用方法に著作権侵害や不法行為が確認できない限り規制するのは難しい」というコメントを発表しました。
まとめ
このように、夜中のワンギリの主な原因は、与信調査を目的とする機械的なワンギリであることが多いです。
ですので、夜中のワンギリの原因は与信調査だと分かったと思います( ´∀`)
あまり怖くなかったですね?(;・∀・)
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