すごすぎる経歴の漫画家たちー44歳デビューの元公務員から元空挺隊員まで!経歴が濃すぎる漫画家たち

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なんなんだこの人たちは……

漫画家と聞くと、子どもの頃から絵を描き続けてそのままプロになった人を想像しがちです。

ところが実際には、会社員や公務員、自衛官、パイロットなど、まったく別の世界で活躍した後に漫画家へ転身した人物も少なくありません。

今回は「その経歴、本当に漫画家なのか?」と思わず二度見してしまうような異色の経歴を持つ漫画家たちをご紹介します。

青木雄二 ―― 44歳で大ブレイクした遅咲きの天才

『ナニワ金融道』で知られる故・青木雄二さんは、44歳で漫画家として本格的にデビューしたことで知られています。

それまでの職歴は実に多彩で、鉄道会社勤務、役場職員、パチンコ店従業員、さらにはキャバレー関係の仕事まで経験したと言われています。

1970年には漫画賞への入選経験もありましたが、その後なかなか連載には結び付かず、デザイン会社へ就職。長い下積みを経て、後に『ナニワ金融道』で大ヒットを飛ばしました。

最近では40代で新しいことに挑戦するのは珍しくありませんが、44歳で漫画界の第一線に躍り出た例は今でもかなり特殊です。

板垣恵介 ―― 元自衛官が描く最強格闘漫画

『グラップラー刃牙』シリーズの作者として有名な板垣恵介さんは、陸上自衛隊出身の漫画家です。

自衛隊時代には第一空挺団に所属していたとされます。第一空挺団は陸上自衛隊唯一の落下傘部隊として知られ、精鋭部隊の一つです。

第1空挺団が怖い理由とは?
第1空挺団は、国内唯一の空挺部隊として、迅速展開・高所降下を専門とする精鋭部隊です。千葉県習志野駐屯地に所在し、空中から作戦展開する能力を備えています。この部隊の降下訓練では、まるで「東京タワーの天辺と同じ高さ」、「新幹線と同じ速度」で飛ぶ…

刃牙シリーズに登場する圧倒的な肉体描写や、軍事・格闘技への妙なリアリティは、この経歴と無関係ではないのかもしれません。

「漫画家になる前は自衛官でした」というだけでも十分驚きですが、それがよりによって空挺団というのが板垣先生らしいところです。

たなかてつお ―― 元パイロットという異色すぎる漫画家

ミリタリーやゲーム関連の作品で知られるたなかてつおさんも、自衛隊出身の漫画家です。

しかも航空自衛隊の航空学生課程を経た人物として知られています。

航空学生は将来のパイロットを養成する制度であり、厳しい選抜を通過した者だけが進むことができます。

たなかさんはその後、パイロット資格を取得し、民間航空の世界でも活動した経験があるとされています。

さらに大型車両の運転手なども経験した後、漫画家へ転身。

もはや履歴書だけで一冊の漫画が描けそうな経歴です。

田中圭一 ―― 下品なギャグ漫画の裏に隠された超ハイスペック経歴

『ドクター秩父山』で知られる田中圭一さん。

作品だけを見ると「この人、毎日くだらないことばかり考えているのでは……」と思ってしまいますが、実際の経歴はかなり異色です。

もともとは玩具メーカーのタカラに勤務していた会社員で、その後はIT業界へ転身。

さらに、手塚治虫作品の絵柄を極めて高いレベルで研究し、その再現技術は業界内でも有名です。

単なる模写ではなく、手塚作品への深い理解とリスペクトに基づく活動が評価され、手塚プロダクションとの関係も築いています。

ギャグ漫画の印象と、企業の管理職やIT業界でのキャリアとの落差が大きすぎて、経歴を知ると「同一人物なのか?」と疑いたくなるレベルです。

漫画家になる前から漫画みたいな人生

こうして見ると、漫画家という職業は意外にも「最初から漫画家だった人」ばかりではありません。

元公務員、元自衛官、元パイロット、元会社員――。

むしろ漫画のネタになりそうな濃い人生経験を積んだ人ほど、後に個性的な作品を生み出しているようにも見えます。

漫画家の作品を読むとき、その作者がどんな人生を歩んできたのかを調べてみると、作品の見え方も少し変わってくるかもしれません。

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