僕は2018年ごろから2023年まで「高機能シリーズ」と銘打たれていた紫色の高機能液体歯磨きリステリン・トータルケアを使っていました。
しかし、2025年現在、日常生活ではリステリンだけでなく、合成成分の入った歯磨き粉や洗剤類、合成ハンドソープ、そして合成洗剤を一切やめてしまいました。
さっぱり買わなくなり、残ったものも家の中から追放してしまったのです。
それはなぜか
2020年のコロナ開始から、数えて5年。除菌、抗菌、消毒…、随分と煽られたものです。
この間、コロナウイルスには引っかかりませんでした。「騙された」という意味ではなく、感染してひどい症状が出ていないという意味です。
その理由はアレをしなかった…の一言に尽きますが、少なくとも、最初の1年ほどはマスクとアルコール除菌スプレーの奪い合いにまんまと乗せられました。
もともと僕は、日常的に事務机の上をフマキラーのアルコール除菌スプレーで清掃していました。だから、アルコール清掃はコロナ前から普通でした。
ところが、僕も「未知のウイルスの恐怖」に煽られるまま、強い高濃度の高価なアルコール製剤などを買い求め、酷く散財した一人です。
そして、この意味では間違い無く、”騙され”た一人と言えます。
またここ数年、抗菌洗剤の出現が相次ぎました。その成分は年々強まるばかりです。
そして「コロナを利用してるんじゃないの?」と一部の企業に思うところがありました。
もう体が悲鳴をあげています
界面活性剤、カチオンチャネル阻害剤、マイクロカプセル 、そして、香害。
どれか一つでも聞いたことはありませんか。
今、これらの成分による健康被害が多くの方に出ています。
「以前は合成洗剤を使ってもなんともなかった」という方にもです。
それはなぜ。メーカーが年々、成分を強くしてるからです。
「衣類に菌が残ってる、ウイルスがついてる」・・こうやって洗剤メーカーの広告に煽られるままに、恐怖を植え付けられました。
元々、人間ってウイルスと共生してませんでした?皮膚には常在菌がいますよね?
それを死滅させようとしてるのが昨今の洗浄力の強い「抗菌洗剤」です。これは本来異常なことです。
そして、家庭から出たそれらの強い成分の合成洗剤の排水はどこに行くんでしょうか。
もちろん、生活排水は下水処理場へ一旦はいきますが、有害な成分を処理しきれません。
また、地域によっては、川へそのまま排水が垂れ流しにされています。
川の水は海へ行き、雨になり、街、自然へ降り注ぎます。その雨水はなぜか柔軟剤や洗剤に含まれている香料成分の匂いがします。
鼻がおかしくなります。臓器が病変します。子どもに影響が出ます。メーカーにさせられているんです、気づかずに。
僕は間違っていました
合成洗剤を使わないことで分かったことがたくさんあります。
良いものだと思い込んで使っていたけれど、それは巧妙な宣伝戦略で作られた紛い物、ウソ、大袈裟、茶番だったのです。
大手メーカーに騙されていたことがわかったのです。
自分は過去こんなことを書いていました。
糖尿病やアル中でもなく、タバコも吸わず、朝晩シャワーか風呂に入って頭皮の脂を落とし、洗濯はアタックネオとプラスして、ワイドハイターで漂白除菌してる自分の体臭が臭いわけない。
自分もそれまで、練り歯磨き粉でゴシゴシやるスタイルで当り前のように歯を磨いていました。いろいろな歯磨き粉も試しました。オーラルケア、GUMのセンシティブ、塩つぶと生薬、エトセトラ。
なんともお寒い限りです。ほぼすべてが間違いだったのですから。メーカーにとって、このような無知な客層は格好のターゲットです。
酸素系漂白剤で除菌しても、合成洗剤を使っているのなら、それが悪臭、生乾き臭の原因です。
全ての原因がここにあるといっても過言ではありません。
何が言いたいのか?
つまり、メーカーのマッチポンプなのです。
大手メーカーは商品を売るためとあらば、平気で依存症ビジネスを展開します。
酒、タバコ、麻薬には依存性があると言って国が対策に講じているのなら、どうして強い香料の成分の入った洗剤や柔軟剤を規制しないのですか。
香りに強い依存を抱きやすいため、間違い無くターゲットにされているのは女性、それも若い女性なんです。
その女性たちに向けて商品売り込みを図ろうとした企業の執行役員がいます。彼は言いました。「生娘をしゃぶ漬けにする戦略」。
元P&Gでアリエール の商品ブランド戦略を担当し、当時・株式会社吉野家常務取締役だった伊東正明氏です。
依存症ビジネスを悪びれも無く端的に表したこの異常な発言の直後、吉野家は伊東氏を解任していますが、大問題になりました。
すなわち、彼がP&G時代からそのような思想で商品販売戦略を行なっていても、なんら不思議ではないのです。
合成洗剤に代わる自然の洗浄剤なら安くて手軽で安全

実は家庭用洗浄剤として利用できる安全な食品添加物は多いんです。
実際に僕が普段使用しており、多くの自然派の方がおすすめする絶対安心の成分で代表的なものが、クエン酸、重曹、セスキです。
一度は聞いたことがあるかもしれません。
これらを単体で使うことでも非常に効果的に汚れを落とせますが、組み合わせることでさらに汚れを落としやすくなります。
キッチンではセスキ、重曹がおすすめ
お皿洗いにはセスキが最高です。
例えば、キッチンのシンクに重曹を振りかけて、水で濡れた手で軽く擦ってみてください。たちどころにして、油汚れと匂いは流れ、消えていきます。スポンジは不要です。手のひらで軽くこすってください。
食器の汚れにはセスキを小瓶から一つまみして、使ったあとのどんぶりの中に入れ、水でうるかしてください。いいえ、うるかす必要すら本当はありません。アルカリ成分であっという間に汚れが落ちていきます。
私たちが一般的に使っていた大手メーカーの食器洗剤はどれも「中性成分」です。これでは汚れは落ちません。
東京都クリーニング生活衛生同業組合でもこう言っています。
一般的な台所用洗剤は中性洗剤で、基本的には界面活性剤の働きだけで汚れを落とします。しかし汚れを落とすことを優先するのであれば、本来中性ではなくもっとアルカリや酸の成分を高めることで解決出来るはずですが、市販されている多くの台所用洗剤は中性洗剤のままです。
食器洗いなどは「泡で洗うもの」と思いがちです。しかし、違います。洗剤の成分で洗うものです。
セスキはアルカリ性の優れた洗浄剤です。
また、無添加石鹸(せっけん)で衣類の洗濯をしてみてください。せっけんだけでふわふわの仕上がりです。クエン酸を入れるとさらによく仕上がります。
洗面台の汚れは重曹とクエン酸を適量まぶし、そして水で濡れた手のひらで軽く洗面台の表面をさすってみてください。
どうなりますか。シュワシュワと発泡し、レモンのような良い香りが微かにします。これは「ソーダ(ラムネ)の香り」としておなじみです。
そして、手で擦れば汚れはあっという間に落ち、見違えるほどピカピカになるはずです。
重曹は浴用に使うこともできます。体を洗えるのです。背中や脇腹をシャワーで濡らしたあと、重曹を一つまみして肌の表面についたお湯で溶かすように軽く全体に擦り付けてください。垢がどんどん浮いてきます。
また、重曹は歯磨きに利用できます。
重曹を口に入れるなんて怖いと思いますか。
でも、知らないだけで、重曹って食品添加物なんですよ。
食用グレードの重曹は野菜のアク抜きにも利用されます。知らないうちに私たちの食品に利用されている安全な食品添加物です。
また、アルカリ電解水はアルコール除菌スプレーの代替となり、テーブルなどの表面の除菌に使用できます。
クエン酸、重曹、セスキ、そして無添加石鹸、アルカリ電解水。これらはすべからず、安価で安全です。
この5つがあれば、「食器洗剤、キッチンクレンザー、歯磨き粉、洗口液、衣類洗剤、柔軟剤、ボディソープ、シャンプー、リンス、アルコール除菌スプレー、トイレ洗剤、窓ガラス洗剤、その他クリーナー」全ていりません。
これらの各種合成洗剤類が年間当たりの購入額が計20,000円だとしたら、クエン酸、重曹、セスキ、そして無添加石鹸、アルカリ電解水に代用すれば、4000円で済んでしまいます。
おっさんが大五郎(焼酎)の大容量パックを買ってたら滑稽じゃないですか?
でも、買ってない人からしたら、柔軟剤を大容量パックで買ってる若い女性もかわいそうです。
騙されてるのですから。
冗談だと思っていますか?
大袈裟だと思っていますか?流行の陰謀論主張者だと思っていますか?
いいえ、ただ健康に生きたいだけなのです。
クエン酸、重曹、セスキ、そして無添加石鹸、アルカリ電解水。
知らない人には、実際に使ってみないことにはその効果もわからないと思います。これらはダイソーにも110円で売っています。